「目標管理同好会」でなりたい姿に向かって前進。活動の内容や今後実施したいこと

こんにちは、ディレクターの佐藤(夕子)です。
はたらクリエイトでは、自分が決めた目標に向かって活動する「目標管理同好会」という活動があります。今回は、「目標管理同好会」発足のきっかけや活動内容、今後実施したいことなどについてご紹介します。

目標管理同好会とは

目標管理同好会とは、自分の決めた目標を達成するために計画や時間管理、振り返りを行なうスタッフ主導の業務時間外活動です。プライベートや仕事、勉強など、それぞれの目標に向かって前進することを目標としています。活動を希望するスタッフが集まり、月に1度のペースでワークショップなどの活動を行なっています。


目標管理同好会ができたきっかけ

目標管理同好会を実施するきっかけをご紹介します。

迷いや悩みを抱えるスタッフといっしょに前進したかった

休憩時間にスタッフと話していると、「◯◯をやりたいと思っているけど、なかなか実行できない」「勉強したいが自宅に帰ると家事や育児があるので時間作りが難しい」という声がありました。ちょうど私自身も仕事やプライベートでチャレンジしたいことが複数あり、どのタイミングでどの目標に向かおうか考えていたところでした。
はたらクリエイトには子育て中の女性が多いため、自宅へ帰った後に自分の時間が作りにくいことから、会社にいる時間内で目標に向き合う活動をしたいと考えました。

目標管理同好会の様子1

 

業務面でも活用できそうだった

目標達成に向けて計画を立てることは、業務をするうえでも大切です。目標管理同好会の活動は、仕事のスケジュール管理や目標達成にも活用できるのではないかと考えました。
はたらクリエイトには、社内の体制や制度、環境についてスタッフが提案する「みんクリミーティング」という制度があります。そこで、みんクリミーティングで目標管理同好会について提案し、会社が背中を押す形で実施する運びとなりました。


 

目標管理同好会の内容

実際の活動内容をご紹介します。

(1)目標を決める

目標管理同好会では、いっしょに活動していくメンバーをフォームで募集しています。ChatWorkグループを作り、自己紹介などのコミュニケーションを取った後に初回の活動日を迎えました。
最初に、それぞれがやりたいことやなりたい姿を自由に書き出す時間を作りました。書き出した内容をグループ化して整頓した後、優先度やコスト面を意識して今一番やりたいことを決めます。目標が決まったら、その目標を実行するために必要なことをイメージし、ロジックツリー化するといったワークショップを行ないました。

目標管理同好会の参加フォーム

 

(2)1カ月の目標を立てる

できあがったロジックツリーをもとに、1カ月の目標計画をします。自分の決めた目標に合わせて、同じ内容を1カ月間継続したり、月の途中で目標に変化をつけたりとやり方はそれぞれ違います。
目標を立てるときは、継続できる内容であるかをポイントにしました。今の自分にとって難易度が高過ぎないかや、毎日続けやすいかといったことを考え、無理のない範囲で計画することが大切だと思います。

(3)日々の進捗を記録する

目標管理同好会で作った計画は、スマホやパソコン、手帳などスタッフが自分の管理しやすい方法で日々の記録をつけています。進捗状況を記録することは、続けられなかったときや毎日の目標をできなかったときに目標自体を見直す材料のひとつにもなると考えました。
記録を付つけることが手間だと感じないように、目標管理同好会では「◯・△・×」の記号や一言日記など簡単なものをおすすめしています。
また、参加するスタッフの提案によりChatWorkグループで進捗状況の共有も行なっています。気軽に進捗を報告し合える場所があると「私も続けよう」という前向きな気持ちになれました。
目標管理同好会は、肩の力を抜いて実施したいというスタッフの希望から業務時間外で行なっています。そのため、スタッフで相談してChatWorkグループへの投稿や確認は業務時間外で行なうというルールも設けました。

(4)1カ月後に振り返り会をする

はたらクリエイトのVALUE(行動指針)の一つに、「とにかくやってみてから振り返ろう!」という項目があります。目標管理同好会でも、目標を管理していくために計画や実行と振り返りとセットで行ないたいと考えました。振り返る時間を作ることで、達成できた理由や至らなかった理由が見えてくると思います。達成できたから終わり、できなかったら断念という結果にならないよう、次のステップにつなげる時間を大切にしていきたいと考えています。

目標管理同好会の様子2


 

目標管理同好会でやっていきたいこと

今後の活動で実施したいことをご紹介します。

活動記録を共有する

今後は、目標管理同好会内で公開してもよいという内容に限り、自分の目標や活動記録を仲間と共有する機会も作りたいと考えています。目標を決めた経緯や活動していくうえでの課題と、課題をどのように乗り越えたのかシェアすることで、お互いに新しい発見があるのではないかと思いました。

コーチング体験を行なう

コーチングとは、目標達成に向けた手法の1つで、相手の内面にある答えや想いを引き出すことで、相手の行動変容を促すためのサポートとしてさまざまな場所で実施されています。
目標管理同好会のスタートと同時期に、社内でコーチングワークショップがありました。初めて体験したコーチングワークショップを通して、目標管理同好会としても取り入れたい内容だと感じました。
目標達成に向けて迷いや悩みがある場合、悩んでいる相手の話に耳を傾けることにより潜在的な答えを引き出すきっかけになるのではないかと思います。

コーチングワークショップ

 

みんなで会を作っていく

目標管理同好会は動き始めたばかりです。同好会を提案した私だけが活動内容やルールを作るのではなく、今後はみんなで相談して決めていきたいと考えています。
入社時期に幅があっても活動の時間中はフラットな関係を築いていきたいことから、新人スタッフの緊張をほぐすとともに、役割分担を挙手制にするところから始め、将来的には一人ひとりが自分の考えを発表やルールの提案できる同好会にしていきたいです。


目標管理同好会で活動するスタッフの声

目標管理同好会で活動しているスタッフに、感想を聞いてみました。

●私が目標管理同好会に入った理由は、自分1人よりも仲間がいた方ががんばれると思ったからです。みんなの目標はそれぞれ違いますが、前向きな人が集まっているのでエネルギーをもらっています。(Fさん)
●この活動を通して、「自分が目標に向かってがんばっていることを報告したい」と思えるようになりました。気持ちの変化だけでなく、行動にもつなげやすくなったと思います。(Kさん)
●目標に向かってみんながどのようなことをしているか共有し合えたらいいなと思いました。いっしょに楽しみながら続けてい行きたいです!(Nさん)

目標管理同好会の活動は、メンバー同士のモチベーションアップや維持につながっているという声が寄せられました。他にも、「何かやりたい」「目標に向かって進んでいる」と考える仲間同士の会話が楽しいというスタッフもいました。まだ始まったばかりの活動ですが、「目標に追われる」という状況にならないように「目標に向かって進む」という意識を大切に、楽しみながら続けてい行きたいです。


目標管理同好会はこれからも活動していきます

業務外活動として実施している「目標管理同好会」についてご紹介しました。目標を達成するための計画や振り返り活動でプライベートが充実することで、より楽しくはたらくための土台作りにつながるかもしれません。業務を進めるうえでの目標管理に活かせる部分もあるため、ワークライフバランスのための取り組みとして今後も続けていきたいと思います。

banso.(旧hatakuri.)を運営する「株式会社はたらクリエイト」の詳細は、こちらのアニュアルレポートをご覧ください。

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