メンバーの子どもたちもはたクリの一員に。「はたクリ・キッズ」をはじめました!

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こんにちは、ライターの八木です。託児所を併設し、子連れ出社を可能としているはたらクリエイト。オフィスに響く子どもたちの元気な声が、大人たちの仕事へのモチベーションにもつながっています。2022年の夏、子どもたちを主役にした取り組み「はたクリ・キッズ」が新たに始まりました。今回は「はたクリ・キッズ」について、生まれた背景や取り組みの内容、今後の展開についてご紹介します。

はたクリ・キッズとは

はたらクリエイトには現在約130名のメンバーが働いています。そして、メンバーのおよそ85%が小学生以下の子どもを育てています。2022年8月から始まった「はたクリ・キッズ」は、はたらクリエイトに所属するメンバーの子どもたちを対象にした「子どもが主人公」の取り組みです。

はたクリ・キッズのビジョン

はたクリ・キッズのビジョンには、「社会が大きく変化する中でも、数ある選択肢から夢中になれるものに出会ってほしい」「多様な仲間・大人とのつながりを通して自分や他者への理解を深め、未来の可能性をダイナミックに描いてほしい」という、私たちの願いが込められています。

はたクリ・キッズに取り組む背景・理由

はたらクリエイトと子どもたちの関係性やこれまでに取り組んできたこと、「はたクリ・キッズ」を立ち上げた理由などをご紹介します。

はたらクリエイトと子どもたち

はたらクリエイトでは事業立ち上げ当初から、自身の働き方を主体的に選択し、「仕事を楽しめる」状態を目指すため、さまざまな制度を取り入れてきました。

子育て中のメンバーが仕事と子育てを両立できるよう、オフィスには託児所を併設。2021年9月には託児所の利用者が累計150名を突破するなど、たくさんの子どもたちの成長を見守ってきました。

また子連れ出社も可能で、夏休みなどの長期休みにはメンバーと一緒に出社した子どもたちが、オフィスの一角で過ごすこともあります。オフィスに子どもたちの姿があることは、私たちにとって自然なこと。子どもたちもはたらクリエイトの大切な一員だと考えています。

春休みの様子1

これまでの取り組みを通じて感じていたこと

はたらクリエイトでは、「はたクリ・キッズ」立ち上げ以前にも子どもたちと一緒にさまざまな取り組みを実施しています。託児所の保育士を中心にした街歩きやスタンプラリー、メンバー有志による宿題チェック、はたらクリエイトのカルチャーを体験するイベントなどを単発で企画してきました。その結果「またはたクリに行きたい!」とオフィスに来ることを楽しみにしている子どもたちも多いように感じています。

一方で、子どもたち同士の交流が生まれにくい状況や子どもたちとメンバーとのコミュニケーション不足など、オフィスでの過ごし方に関する課題も見えてきました。「子どもたちがオフィスで有意義に過ごしてもらうにはどういった工夫ができるだろう」。そんな思いから、はたらクリエイトだからこそできる「子どもが主人公」の取り組みを行いたいと考え、「はたクリ・キッズ」が始まりました。

はたクリ・キッズの取り組み内容

「はたクリ・キッズ」の対象は、「メンバーの子どもなら誰でも参加OK」を基本としていますが、一番のボリュームゾーンである小学生に向けたコンテンツを中心に企画しました。詳しい取り組み内容は、以下の通りです。

はたクリ・キッズ★トリセツ

はたらクリエイトでは、メンバー全員が自分の強みやありたい姿を書いた「トリセツ」(今年度よりコンパスシートにバージョンアップ)を作成し、オフィスに掲示しています。はたらクリエイトが大切にしている「自分を知る」「仲間を知る」ことを体験してほしいという思いから、子どもたちにもチャレンジしてもらいました。

取説ワークの様子

はたクリ・キッズ★トリセツには、名前、年齢、好きなものや得意なことに加え、メンバーが入社時に行っている「食べ物自己紹介」を追加。子どもたちの個性が溢れるトリセツが完成しました。作成したトリセツは、メンバー同様、オフィスの壁に掲示しています。

取説ワークの様子2

はたクリ・キッズ★2022サマースクール

2022年の夏休みには「はたクリ・キッズ★2022サマースクール」を開講。「わ(輪)~自分を知って、みんなのことも知る~」をテーマに、子どもたちがワクワクできるような学びの場を設けました。

オフィスでの過ごし方

はたクリ・キッズ★2022サマースクールでは、まずはじめに子どもたちとオフィスで過ごすときの約束を確認しました。

オフィスでの過ごし方

オフィスで過ごす日は、ほとんどの子が午前中は宿題、午後は自由時間としていました。午後の自由時間を楽しめるようプリントや工作用の材料、ビンゴなどを用意。またメンバーの中から子どもたちを見守るボランティアも募集し、宿題のチェックや工作を一緒に行いました。メンバーと子どもたちの間には新たなコミュニケーションの機会が生まれ、今までよりもさらに関係性が深まりました。

夏を満喫する特別企画

オフィスで過ごす日だけでなく、子どもたちがワクワクできるような学びの機会も企画しました。

企画紹介

しかし、新型コロナウイルスの感染が広まったことを受け、今回は映画鑑賞のみを実施しました。

映画鑑賞では、半期総会の会場としても利用したことがある映画館・上田映劇へ。鑑賞後、子どもたちは文章やイラスト、映画のチラシを切り抜くなど、思い思いの方法で映画の感想シートを作成しました。感想シートはトリセツ同様、オフィスの壁に掲示しています。なお、今回実施できなかった企画に関しては、今後実施していきたいと考えています。

映画の感想

メンバー/はたクリ・キッズの声

はたクリ・キッズについて、メンバーや実際に参加した子どもたちの声を紹介します。

子どもがはたクリ・キッズに参加したメンバー:業務の一環として、子どもたちの過ごし方について会社で取り組んでいただき、その姿勢がとても嬉しかったです。子どもにとっても、良い夏休みの思い出になったと思います。
はたクリ・キッズに参加したお子さん:今度は、はたクリ・キッズでお料理もしたい!と思いました。
はたクリ・キッズを見守っていたメンバー:子どもたちがいることでオフィスに活気があると感じました。今回、子どもたちが名札をつけていたので、名前と顔が一致し、距離が近くなったように思います。

まとめ

はたらクリエイトにとって身近な存在である子どもたち。「はたクリ・キッズ」を通して子どもたちとの関係が深まり、はたらクリエイトを構成する大切なメンバーであると改めて感じました。今後も子どもたちの未来の「はたらく」の可能性を広げられるよう、大人と子どもの枠組みを超えた新しいチャレンジに取り組んでいきます。