【クロストーク】メンバー130名中、男性は8名!女性が多い職場で働いてみて感じたこと。

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はたらクリエイト(以下「はたクリ」)では、2022年7月現在、約130名のメンバーが働いています。子育て中の女性が多く在籍するはたクリですが、最近では男性スタッフも少しずつ増えてきています。

そこで今回は、2022年5月に新しく入社した佐藤克則さんが、先輩男性スタッフである芳池紀幸さんと原智尋さんの2名に質問をする形でトークを実施。入社の経緯や、実際に働いてみての感想、今後チャレンジしてみたいことなどを聞いてみました。

メンバー紹介

佐藤克則さん

プロフィール写真3
・群馬県高崎市出身
・2022年5月入社。自分を食べ物に例えると「いちご大福」
・御代田町で9月にオープンする「GoKaLab.」の施設管理を担当

原智尋さん

プロフィール写真2
・長野県松本市出身
・2021年2月入社。自分を食べ物に例えると「大福」
・チーム型アウトソーシングサービス「banso.」で、クライアントのデータベース整理などを担当

芳池紀幸さん

プロフィール写真1
・埼玉県川口市出身。1児(4歳)の父
・2021年1月に入社。自分を食べ物に例えると「高野豆腐」
・グループ会社「株式会社TSクラウド」の士業向けDXサポートサービス「mieteru.」のディレクターを担当

これまでのこと

前職や、はたクリへの入社のきっかけを教えてください。

佐藤:私は20代の前半まで、日本や世界のあらゆる場所で、拠点を移しながら暮らしてきました。20代後半にはIT企業に勤め、その後シェアハウスの管理人などを経験し、5月からはたクリにジョインしました。2人はどのような仕事をされてきたのですか?

芳池:営業事務や接客などさまざまな仕事を経験してきましたが、経歴として一番長いのはIT系の領域ですね。東京で暮らしていた頃はシステム開発を行う会社に勤めていましたし、弟と一緒にECサイトの立ち上げなども経験しています。

:私は国土交通省の管轄でダムの設計に携わっていました。また、金型を作る工場に勤めていたこともあります。はたクリでの仕事とはまったく異なる領域にいましたね。

佐藤克則さん

佐藤:はたクリにはさまざまな経験・経歴を持つ人が集まっていますよね。私は、一人ひとりの個性を活かす組織づくりをしているはたクリに興味を持ったのがきっかけで入社しました。2人はどういったきっかけだったのですか?

芳池:私には現在4歳の子どもがいて、男手一つで育てています。両親の近くで子育てをしようと、3年前の2019年に東京から上田へ移住しました。上田市の福祉課に相談し仕事を探していたのですが、そこではたクリを紹介してもらったんです。はたクリには子育て中の女性の方が多いと聞いていたので、仕事と子育ての両立を歓迎してくれるのではないかと思い、求人に応募しました。

佐藤:入社当初は社内の託児所を利用していたと聞きました。

芳池:基本的には両親に見てもらっていたのですが、預けられないときは利用していましたね。原さんはいかがですか?

:実は私、難病を患っておりまして…。前職で働いているとき、急に倒れたことがありました。当時は原因を特定できず、通院頻度も多かったので、フルタイムで勤務し続けることが難しかったんです。それでやむを得ず退職しました。

佐藤:私も過去に体調を崩した経験があります。大変でしたね。現在はいかがですか?

:今は原因もわかって、治療法も確立してきたので、通院の頻度も減ってきました。病気と向き合いながら仕事を始めたいと考えていたとき、知り合いが「こんな会社が近くにあるよ」とはたクリを紹介してくれました。月の稼働時間を自分で選択できる上にフレックスタイム制なので、「この会社なら働けるかも」と思い、応募しました。

現在のこと

実際にはたクリで働いてみてどうですか?

:体調のこともあり、先のことを考えるとPCを扱えるようにならないと困るなと考えていました。そのため、はたクリでITスキルを学びながら働けていることは、大変ありがたいですね。持っていた知識が古かったので最初は苦労しましたが、今はだいぶ慣れてきました。

芳池:楽しく働いています。もともとシステムの領域にいましたが、入社後は社外で行われているプログラミング勉強会に参加するなどして、さらに学びを深めました。スキルアップ申請制度を通して身に付けた知識を、実際の業務に活かせていると感じています。

佐藤:私も入社して、個々の働きやすさを実現するための環境整備と制度がしっかり作られているなと思いました。

:会社の制度にはすごく助けられていますね。頻度は減ったものの今も通院を続けているので、通院日は休めるようにシフトを組んでいます。チームで業務を進めているのですが、メンバー同士でフォローしあえる体制もありがたいです。

芳池:私も病院に通っていた時期があったので、わかります!子どもの保育園のお迎えや行事に合わせて勤務時間を調整できるので、仕事と子育ての両立が無理なくできています。

女性が多い会社で働いてみて感じたことは?

原智尋さん

佐藤:はたクリには現在約130名のスタッフがいますが、その内男性は8名です。私ももちろんそうですが、2人のこれまでの経歴を聞いてみても、女性が多い会社で働いた経験はないように感じました。実際に働いてみて感じたことはありますか?

芳池:業務の進め方や社内の取り組みなど、すべての面できめ細やかさを感じました。タスクの整理や議事録のまとめ方が、とても丁寧だなと。

コミュニケーションをとる上では特に違和感はありませんでしたね。コロナ禍での入社だったので、一緒に食事をする回数が少なくて残念だなとは感じています。

:最初は「どう距離をとればよいかな」と、少し戸惑ったところはありましたが、話していくうちにどんどん打ち解けてきました。先輩たちも、みんなと同様に接してくれました。

佐藤:はたクリは性別や年齢などの属性でひとまとめにせず、個人を際立たせていくことを大切にしていますよね。その点で、自身のビジョンやストレングス、BEの肩書きなどを記した「コンパスシート」が大事な役割を担っているなと思いました。私自身、これまでの職場ではこうした取り組みを経験したことがなかったのですが、2人はどう感じましたか?

:はたクリには本当にたくさんの取り組みがあるので、最初は驚きました。しかし、やっていくうちに慣れて、今では面白いなと思っています。個々の特性が可視化されたコンパスシートを見た上で対面でコミュニケーションを取ると、それぞれの情報が結びつき、より理解が深まります。

芳池:女性に対して男性の数が圧倒的に少ないので、全体の中で私たちは認識されやすくて、みんなから覚えられやすいですよね。そのため、相手は私のことを知ってくれているけど、私は相手の名前と顔が一致しないという現象が起こりやすかったんです!

そういった意味でも、コンパスシートによってみんなのことを知れるのはいいなと思います。

:それは本当にそうですね!そう考えると、これまで私がいた会社では女性の方が圧倒的に少なかったから、今の私たちと同じ感覚だったかもしれません。そう考えるととてもよい経験ができていますね。

今後のこと

今後はどのようなことにチャレンジしたいと考えていますか?

佐藤:私は、2022年9月に御代田町で新しくスタートさせる「GoKaLab.」の場づくりに関わっていきます。今年度の個人ビジョンは「体の知性に委ねる」です。自分や関わる人たちの内側に耳を澄まし、集まりたくなるような、そしてどんな人でも心地よく過ごせるような場所にしていきたいと思っています。2人はどうですか?

:私の2022年のビジョンは「思いやりや調和性を大切に一つ一つ丁寧な仕事をする」です。昨年はスピードを意識して業務に取り組み、目標としていたところまで達成できました。今年は、私のストレングスでもある「調和性」をさらに大切にして、チームでの仕事に取り組んでいきたいです。あと、まったく関係ないのですが、私の食べ物自己紹介は「大福」です。ふんわりとした感じが好きで選んだのですが、入社して1年で私自身も10キロ太ってしまって…!今年は5キロ痩せたいです。

芳池:私のビジョンは「頼れるチャレンジャー」です。私は昔から人から頼られることが好きで、そういった状況で「生きているな」と実感できます。現在ディレクターをしているので、同じチームのメンバーが相談しやすい、話しやすいと感じてくれるような居場所づくりを意識したいです。

佐藤:たしかに芳池さんは、全体会のチャットなどでもダジャレを差し込んで、場の雰囲気を盛り上げようとされていますよね(笑)。

芳池:みんなが笑っていたほうがいいじゃないですか!自分が楽しむことで、誰かが「私もここにいていいんだ」と思ってくれたらうれしいですね。そうして盛り上げていきつつ、チーム一丸となってサービスをよりよいものにしていきたいです。

会話風景
編集後記「女性が多い会社ならではの困りごとがあるかもしれない」と想像していましたが、先輩男性スタッフ2人は「そんなに感じない」といった様子でした。性別や年齢などの属性に関係なく、一人ひとりの個性を知っていかし・補い合える環境や関係性が、はたらクリエイトの中に育まれてきているのだなと、改めて感じたインタビューとなりました。(ライター:金)