ストレングスファインダーの結果をもとにスタッフ一人ひとりが取扱説明書を作成。組織開発や従業員エンゲージメント向上につなげるための活用方法

こんにちは、【アレンジ・個別化・戦略性】が強みの高木です。
はたらクリエイトでは、自分の強みを引き出すために、ストレングスファインダー診断を実施しています。今回は、「ストレングスファインダーとは何か」や社内で実施しはじめたきっかけ、診断結果の活用法などについて、スタッフの診断結果を交えながらご紹介します。
高木 奈津子|たかぎ なつこ 長野県上田市で株式会社はたらクリエイトを設立。取締役COO、キャリアコンサルタント。出産・介護・パートナーの転勤等を理由に、仕事にブランクがある約100人の女性を雇用し、キャリア再構築の仕組みづくり・組織開発に取り組む。共に創る / 活かし合う / 個と組織の可能性を解き放つ Twitter:@hatakuri_takagi
ストレングスファインダーとは
ストレングスファインダーとは、一人ひとりがもつ「強み」の元を見つける診断ツールです。自分自身や周りの人の「強み」の元となる「資質」を知ることにより、より「強み」を活かしたり「弱み」を補い合ったりできるため、スタッフの診断を実施する企業も増えています。
診断結果には34資質あり、大きく「実行力資質」、「影響力資質」、「人間関係構築力資質」、「戦略的思考力資質」の4つに分類されます。
ストレングスファインダーの分類と資質

ストレングスファインダーの詳しい説明は、以下の記事で紹介しています。
ストレングスファインダーをはじめたきっかけ
はたらクリエイトでストレングスファインダーを実施しはじめたきっかけをご紹介します。
スタッフ数が50人を超え、「顔と名前が一致しない」という声が出てきた
会社設立当時は20人程度だったので、それぞれがスタッフ全員の顔と名前を把握できている状況でした。しかし、半年ほど経って50人を超えた頃には、案件のチームも複数に分かれており、スタッフから「顔と名前が一致しない」という声を聞くようになりました。顔と名前が一致しないと、挨拶やコミュニケーションでも少しぎこちなさが出て、ちょっとした不安感が生まれてきます。
そこで、コミュニケーションのきっかけになれば…という思いから、ストレングスファインダーを実施。診断結果をスタッフ同士で共有することで、共通点や違いを見つけて交流の機会が増えると考えました。
個の強みをスタッフで共有したかった
最初のうちは、スタッフとの個人面談を主に私が行っていたので、それぞれの強みや価値観を知る機会が多くありました。そこで「私一人が知っているのはもったいない、スタッフにもお互いのことをより深く知ってもらいたい」と考えました。ストレングスファインダーを通して、お互いに強みや資質を知り、より高め合えるような関係性を作りたいと思ったことがきっかけです。
ストレングスファインダー実施・活用のタイミング
はたらクリエイトでストレングスファインダー診断を実施するタイミングは、主に2回あります。
入社時の座学研修
入社後の座学研修のプログラムの一つとして、ストレングスファインダー診断を実施しています。これから業務を始めていく中で、まずは自分の強みや資質を知り、それを活かす視点を持ってもらいたいと考えました。
入社後の3カ月研修
入社から3カ月後の研修で、ストレングスファインダーのインタビューワークを実施します。
<インタビューワークの進め方> (1)3人組に分かれる(視野を広げるため、極力資質が被らないようにする) (2)話し手/聞き手/書き手を決定 (3)インタビュー実施【1人5分間】実施
改めて自分の強みや資質と向き合うことで、仕事に活かせるポイントが見えてくることもあります。また、それを他のスタッフに掘り下げてもらったり、受け入れてもらったりすることで、心理的安全性を深める機会にもつながります。
ストレングスファインダーの活用ポイント
はたらクリエイトでストレングスファインダーの活用するときのポイントをご紹介します。
自分の取扱説明書を作る
ストレングスファインダーの上位5資質をもとに、一人ひとりが自分の「取扱説明書」を作成します。主に「何に喜びを感じるか」「どんなときに力を発揮するか」「げんなりするポイント」について触れていますが、書き方は個性溢れるものになっています。診断結果を見て終わりにするのではなく、自分の言葉に置き換えることで、より理解が深まると考えています。

社内で共有する
スタッフ全員の取扱説明書は、会社の通路の壁に掲示しており、新人スタッフが入社したときやチーム編成が変わったときなど、いつでも見ることができます。お互いの理解を深めるために共有しあったり、業務の役割分担をするときに参考にしたりと、それぞれを活かしあうきっかけにしてほしいと思っています。

はたらクリエイトスタッフの診断結果
はたらクリエイトスタッフのストレングスファインダー診断結果の傾向をご紹介します。
<はたらクリエイトスタッフ約100人の診断結果の上位> 1.調和性(人間関係構築力資質) 2.最上思考(影響力資質) 3.ポジティブ(人間関係構築力資質) 4.共感性(人間関係構築力資質) 5.適応性(人間関係構築力資質)
ストレングスファインダー診断によるスタッフがもつ資質の上位5項目の統計をとったところ、「調和性」を資質に持つスタッフが40%いることがわかりました。
ストレングスファインダーによると調和性の資質が高い人は意見の一致を求める傾向で、異なる意見でも一致する点を探る人という内容でした。他にも、優れたものを最高レベルのものに変えようとする「最上思考」や、他の人たちに活気を吹き込んでやる気を起こさせる「ポジディブ」の資質をもつスタッフが多くいました。
私たちは、クライアントと「共に成長するチームをつくる」をコンセプトにした『リモートチームサービス』を展開しています。こうした強みを活かして、クライアントが目指すビジョンに伴走していきたいと思います。
スタッフの強みを活かした組織開発でより「はたらくを楽しく」
ストレングスファインダーの活用をはじめて約2年。ストレングスファインダーを取り入れたことで、スタッフ自身・仲間同士の理解が深まるだけでなく、活かしあう視点が育ってきているように感じます。
ここまで読んでくださったみなさんも、組織開発や従業員エンゲージメントの向上のための手段の一つとして、ストレングスファインダーを活用してみてはいかがでしょうか。
ともに成長するチームをつくるbanso.(旧hatakuri.)を運営する「株式会社はたらクリエイト」の詳細は、こちらのアニュアルレポートをご覧ください。
