シスター制度で新人と先輩それぞれのスタッフがスキルアップ。実施のきっかけや変化したこと

シスター制度の様子
 
こんにちは、最近妹ができた佐藤(夕子)です。
はたらクリエイトでは、2019年11月からシスター制度を実施しています。今回は、シスター制度とは何か、実施しはじめたきっかけ、シスター制度の実施の流れと変化したことについて、実際に姉や妹役を経験したスタッフの声を交えてご紹介します。

 

シスター制度とは

はたらクリエイトで実施しているシスター制度とは、1人の新人スタッフ(妹)に対して1人の先輩スタッフ(姉)が寄り添い、入社から3カ月の研修期間内の相談相手になる取り組みです。一般的には「ブラザー・シスター制度」や「メンター制度」とも呼ばれています。
 

入社直後のスタッフの悩み

 

ブラザー・シスター制度の詳細はこちらの記事をご覧ください。

 

シスター制度を実施しはじめたきっかけ

はたらクリエイトがシスター制度を実施しはじめたきっかけをご紹介します。

 

新人スタッフの「誰に聞いたらいい?」を解決したかった

この記事を読んでいるみなさんも、新人社員のときに「誰に何を相談すればいいのかわからない」、「みんな忙しそうで声をかけにくい」と感じた経験がある方もいるのではないでしょうか。

はたらクリエイトでも、入社したばかりのスタッフから、「勤怠記録のつけ方や備品の使い方、消耗品や掃除道具がどこにあるかといった細かい疑問を、誰に声をかけたらよいのか迷う」と言われたことがありました。そのため、業務以外の質問や相談を気軽にできる、先輩スタッフ(姉)を決めることでことで入社後の不安を少しでも軽減できるようにしています。
 

シスター制度の目的

 

先輩スタッフの成長の機会にしたかった

新人スタッフの相談にのることで、先輩スタッフは入社時を振り返るきっかけになりました。わからない相手に自分の言葉で教えるためには、経験を手順として言語化する必要があります。業務をマニュアル化するときにも活かせるため、先輩スタッフが成長していくよい機会になると考えています。

 

シスター制度の実施の流れ

はたらクリエイトがシスター制度を実施するときの流れをご紹介します。

 

(1)シスターを決める

最初に新人スタッフの姉役になる先輩スタッフを決めます。はたらクリエイトでは、シスターのペアを決めるときは、業務で直接関わりがないことを意識しています。別々の業務を担当しているスタッフ同士がシスターになることで、自然と業務以外で困っていることを相談しやすくなると考えているからです。

また、はたらクリエイトでは産休・育休明けのスタッフも新人と一緒に研修を行ないます。休暇を取る期間はスタッフによってそれぞれ異なりますが、出産や育児のために1年近く求職していた場合は、産休・育休を経験したスタッフから姉役になってもらうことで、復帰後ならではの悩みも相談しやすい環境作りをしています。

 

(2)顔合わせをする

シスターのペアが決まったら、姉と妹役のスタッフが集まって顔合わせを行ないます。2020年4月入社の場合、新型コロナウイルスの影響でほとんどのスタッフが在宅勤務をしていたこともあり、オンラインでの顔合わせになりました。

シスター制度の説明の後にペアを発表し、その後シスター同士で家族構成や趣味などを伝え合うブレイクタイムを挟み、今後の活動計画を伝えます。これから姉となる先輩スタッフと自己紹介することで、緊張していた新人スタッフの表情もやわらかくなったように感じられました。

<顔合わせのときのプログラム>
①自己紹介
②シスター制度について説明
③シスターペア発表
④今後の進め方について説明
⑤シスターペアワーク(自己紹介など)
⑦質疑応答

 

(3)姉妹でコーヒーブレイクをする

シスター制度のメイン活動として、シスター同士で週に1回、各15分程度のコーヒーブレイクを行ないます。姉は妹が仕事をするうえで困っていることがないかや、働き方や家庭とのバランスで悩んでいないかを聞いたり雑談で緊張をほぐしたりします。

 

(4)姉だけで情報共有を行なう

シスター制度の中間ミーティングとして、姉だけが集まって情報共有の時間を設けます。新人スタッフの発言や表情、行動などの様子をまとめ、ときにはどのような対応をしていくかを相談しました。気付いたことを共有し、姉になって自身が変わったことや悩んだこと、嬉しかったことについて振り返っています。

 

(5)3カ月目研修

入社から3カ月が経過したときに実施する「3カ月目研修」の一環として、同期のシスターが揃って振り返りを行ないます。研修期間中に変化したことや、シスター制度でよかったポイント・今後改善できそうなポイントなどを伝え合います。この時点でシスターは解散となりますが、相談しやすい関係性ができているので、多くのペアは、定期的にランチなどを共にしているようです。

 

シスター制度の実施で変化したこと

シスター制度を実施したことにより、はたらクリエイト内でどのような変化があったのかをご紹介します。

 

新人スタッフのスキルアップ

シスター制度を導入する前と比べ、新人スタッフがスキルアップする速度が上がったと感じています。いつでも質問しやすい相手がいることで、1人で考えている時間を作らずに相談でき、次のステップに進みやすいようです。新人スタッフも次第に「◯◯はどうしたらいい?」という疑問から「◯◯を●●する方法がわからない」、「△△までできたが、●●するにはどうしたらいいか」といった自分の現状をまとめて先輩スタッフに相談できるようになりました。

 

先輩スタッフのマネジメントスキルの向上

先輩スタッフはシスター制度を通して新人スタッフの相談相手になることで、マネジメントスキルが向上しました。シスター制度で身につけたスキルは、今後チームのリーダーとしてスタッフをまとめるときや、ディレクターやマネージャーに就任したときにも活かせる強みになったと感じます。

 

シスター制度を経験したスタッフの声

実際に、シスター制度を経験したスタッフたちに感想を聞いてみました。

コーヒーブレイクの様子

<姉>
●お姉さん役を担当したことで、自分が新人だった頃を思い出しました。当時の自分がわからなかったことや、先輩に教えてもらったことを妹役のスタッフに伝えることができてよかったです。(Tさん)
●産休・育休からの復帰後、久しぶりの仕事で家庭とのバランスについて悩んだことがあります。同じ環境のスタッフの気持ちに寄り添いたいと考え、「働くうえで何を大切にしたいか」をいっしょに考える時間として活用できました。(Sさん)
<妹>
●子育て後、初めての社会復帰だったので毎日緊張して業務に向かっていました。自分と同じ子育て中であるお姉さんスタッフに、自分の気持ちを共感してもらえたことで前向きに仕事を続けています。(Iさん)
●コーヒーブレイクの時間を月に2回取ってもらえたので、当日までに相談したいことをまとめる習慣がつきました。(Mさん)

姉と妹役を経験したスタッフたちから、シスター制度を通じて前向きな感想が寄せられました。私自身は、姉役になることで会社が大切にしている行動指針や目標ができた当時の思いを、「どうしてこうなっているの?」と感じる新人スタッフに伝えるよい機会になったと感じました。
 

シスター制度の実施で新人スタッフと先輩スタッフがそれぞれのスキルアップ

シスター制度の実施で、新人スタッフの全体的なスキルアップと先輩スタッフのマネジメントスキルの向上につながりました。気軽に相談しやすいお姉さん役の先輩スタッフがいることで、入社後の小さな疑問や不安の積み重ねによる離職も防止できると考えます。シスターとして活動する時間を業務内にすることで、先輩スタッフの負担にならないよう工夫することも継続していくうで大切なポイントといえるでしょう。

新人スタッフの育成や離職率を下がる方法のひとつとして、シスター(ブラザー)制度を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 
hatakuriを運営する「株式会社はたらクリエイト」の詳細は、こちらのアニュアルレポートをご覧ください。

会社のバナー