「はたクリPON!」で会社のMISSION・VISION・VALUEを体現するスタッフに感謝を届ける。

こんにちは!エンジニアの早坂です。
はたらクリエイトには、会社のMISSION・VISION・VALUEを体現するスタッフに感謝を伝える「はたクリPON!」という制度があります。今回は、「はたクリPON!」の取り組み内容やはじめたきっかけ、運用の流れ、継続していくための工夫について紹介します。

「はたらく」をクリエイトした仲間に感謝を伝える「はたクリPON!」

最初に、はたクリPON!がどのような制度なのかをご紹介します。

はたクリPON!とは

はたクリPON!は、会社のMISSION・VISION・VALUEを体現しているスタッフに、スタッフ同士が「ありがとう」を送る制度として、2019年9月にスタートしました。
はたクリPON!は、専用フォームからいつでも送ることができ、毎月の全体会で、前月に一定数以上が送られたスタッフを発表。ガチャポン(途中からくじ引きに変更)に書かれた賞品が贈られます。

はたクリPON!をはじめたきっかけ

2018年の夏頃に全スタッフをグループに分けて「今後の会社の制度」について考えるワークショップを行ないました。そのなかで出た、「日頃の感謝を伝える機会が欲しい」というスタッフの声から「サンクスカード」を実施したところ、社内でありがとうを伝える文化がより広がり、雰囲気が温かくなったように感じました。

しかし、カードに書いたり集配したりすることに時間がかかると継続するのは大変です。そこで、手書きの「カード」から自分のタイミングで気軽に送信・自動集計できる「フォーム」に運用を変更。たくさんフォームを送られた人へのお礼は、堅苦しいものではなく、遊び心とドキドキ感を入れるために、景品はガチャポン(くじ引き)にしました。
「はたクリPON!」という名称は、はたらクリエイトの略称である「はたクリ」と「ガチャポン」のオマージュから生まれています。


はたクリPON!を送る基準

はたクリPON!を送るタイミングはスタッフそれぞれに任されていますが、日頃から意識しやすいように、送るときの基準が設けられています。

はたらクリエイトのMISSION・VISION・VALUEを体現している

一番の基準は、はたらクリエイトのMISSION・VISION・VALUEを体現していることです。

会社のMISSION・VISION・VALUEと結びつけることで、「誰か一人にとって役に立っている」だけではなく、「会社全体の成長」にもつながっていることを実感してほしいという願いが込められています。
また、はたクリPON!を送る人も、日頃からMISSION・VISION・VALUEを意識できていることが大切になるので、MISSION・VISION・VALUEの浸透にもつながっています。

ミッション・ビジョン・バリュー



「感謝を伝えたい」という想い

自分やチーム、会社全体、クライアントに対して「率先して行動してくれた!」、「助けてくれた!」、「仕事の刺激をくれた!」など、普段なかなか直接伝えられない日頃の感謝を伝える機会としても活用されています。


はたクリPON!の運用の流れ

はたクリPON!の運用の流れをご紹介します。

送りたいときに専用フォームから送信

はたクリPON!の専用フォームから、いつでも送信可能です。会社の連絡用として使用している「Chatwork」の情報共有用チャットルームの概要欄に常時フォームURLが掲載されているため、感謝を伝えたい気持ちが冷めない内に送信できます。

はたクリPON!の専用フォーム概要欄



リマインド

はたクリPON!のフォーム送信は業務上の義務ではないため、「後で送信しよう」と考えていても忘れてしまうことがあります。はたらクリエイトでは、毎月全体会の数日前に全体連絡とあわせてはたクリPON!のリマインドもChatworkで送信しています。フォーム送信の締め切り日も記載しておくことで、スタッフ同士の「ありがとう」が集まりやすくなったと感じます。

集計

全体会の前日に集計し、送られた数が多かった順にソートします。投票結果は会社のHR部門のみが確認するため、全体会当日まで誰が「今月のはたらクリエイター」に選ばれるかわからないところも楽しみのひとつです。

全体会で発表

全体会で、1カ月の間に2~4名(※)から送信された方を「今月のはたらクリエイター」として発表します。毎月私がはたクリPON!の司会を担当していますが、スタッフのみんながいっしょにドラムロールを口ずさんでくれるところで、一体感が高まります。くじ引きの中身は、前月の業績に応じて代表の井上が決定し、地元のソウルフード引換券やドリンク券、お菓子など月によってさまざまです。

※送信数に応じて変動します

今月のはたらクリエイター発表の様子



チャットにはたクリPON!の送信内容が届く

全体会終了後、送信されたフォームの内容はHRを通じて個別にChatworkで届けます。感謝の気持ちを送る側だけでなく、受け取った側もまた「自分のことを見ていてくれた人がいて嬉しい」と温かな気持ちになります。

はたクリPON!が届いたChatwork



  

はたクリPON!を続けるための工夫

はたクリPON!を長期的に続けるためにしている2つの工夫をご紹介します。

簡単な投票フォーム

はたクリPON!を継続するためには、送信する手間を少しでも減らすことが大切です。チェックするだけでよい簡単なフォームを用意しました。感謝の気持ちをより伝えたいスタッフのために、一言メッセージを書ける場所も作っています。

はたクリPON!の専用フォーム入力欄



匿名での投票も可能

会社のなかには、自分の名前を出して相手に感謝を伝えるのは気恥ずかしいと感じるスタッフもいるかもしれません。シャイなスタッフも気軽に「ありがとう」と伝えやすいように、自分の名前を記入しなくても投票できるようにしています。
(実際には、ほとんどのスタッフが名前を入れて送信しています)

状況に合わせた対応

最近は、新型コロナウイルス対策の在宅勤務に伴って、くじ引きを直接行うのが難しくなってしまいました。2020年4月から、チャットBOTを活用したくじ引きの運用に移行中です。


スタッフの声

スタッフに、はたクリPON!についての感想を聞いてみました。

●はたクリPON!が始まって以来、毎月数名の人が「今月のはたらクリエイター」に選ばれているところがすごいと思いました。お互いが感謝し合える関係性だからか、職場の雰囲気がとてもよく、楽しく働けます。(Kさん)
●お互いに感謝を伝え合う素敵な取り組みだと思いました!その場の「ありがとう」だけでは伝えきれない感謝の気持ちを、文字にまとめて送信できるところがいいですね。(Yさん)
●はたクリPON!が始まった頃の賞品は駄菓子でしたが、最近は3人分のランチ券など周囲のスタッフとシェアできるものも出てきました。感謝の気持ちを伝えてもらった喜びをいっしょに楽しめるので、自分ひとりで賞品をもらうよりも嬉しいです。(Mさん)
●全体会で発表されたときに、みんなが選んでくれたと思うととても温かな気持ちになりました。発表後に送信された一言メッセージがチャットで届くのですが、自分に自信がなくなりそうなときにときどき読み返すと勇気をもらえます。(Sさん)

スタッフ同士で感謝の気持ちが広がっているようです。これからもありがとうの輪が広がってくれたら、はたクリPON!を担当している私も嬉しく思います。


感謝の気持ちを伝え合うことでより「はたらくを楽しく」

はたクリPON!は、日頃の感謝の気持ちを伝えたいときに、気軽に「ありがとう」を伝えられる取り組みです。会社のMISSION・VISION・VALUEを体現していた素敵な仲間に投票し合い、毎月の全体会で発表しています。簡単な投票システムや匿名投票を可能にすることも継続していくためのポイントです。
この記事を読んでいるあなたの会社でも、はたクリPON!のようにありがとうを届け合える機会を作ってみてはいかがでしょうか。

 
ともに成長するチームをつくるbanso.(旧hatakuri.)を運営する「株式会社はたらクリエイト」の詳細は、こちらのアニュアルレポートをご覧ください。

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