多様な働き方を支える「お休みフローチャート」。生まれた背景やケース別「こんなときどうする?」

こんにちは。ライターの八木です。はたらクリエイトでは、雇用形態や勤務時間がスタッフによって異なります。一口に休むと言っても状況が違うため、それぞれの状況に合わせた休み方が選べるよう「お休みフローチャート」が用意されています。今回は、はたらクリエイトの多様な働き方を支える取り組みのひとつ「お休みフローチャート」について紹介します。 

はたらクリエイトの「自分らしく働く」を支える仕組み

はたらクリエイトでは、自分らしく働き、仕事を楽しむ人を増やすための取り組みとしてフレックスタイム制や在宅勤務などを導入しています。その中でも「お休みフローチャート」は、多様な働き方を支えるために重要な役割を果たすものです。「お休みフローチャート」を説明する前にまずは、はたらクリエイトでの働き方の特徴について簡単に説明します。 

ライフステージに合わせ、雇用形態と勤務時間を選べる

100名以上のスタッフのうち、半数以上が子育て中の女性というはたらクリエイト。ライフステージに合わせて雇用形態を選択し、徐々に時間を増やしていくことが可能です。パートタイマーと正社員の間に細かなステップを設けることで、少しずつキャリアを積んでいくことができます。また、月の勤務時間は、雇用形態ごとに定められた時間の範囲内で個別に申請し、月の予定勤務時間を満たすように、シフトを設定します。また事前に設定したシフトと予定が変更になる場合も、直前でなければ休みがわかった段階で、月の勤務時間内でシフトを調整することが可能です。

フレックスタイム制により柔軟に働ける

はたらクリエイトでは、子育てや介護をしながらでも働きやすいよう、フレックスタイム制を導入しています。フレックスタイム制にすることで園や学校のイベントに合わせて休みを取ったり、子どもの送迎時間に合わせて出勤退勤時刻を調整したりと、柔軟なシフト設計も可能です。このような柔軟な働き方ができるのも、お休みしなければならないときの対応が明確なためです。それでは「お休みフローチャート」について、詳しく説明していきます。


お休みフローチャートとは

自身の体調不良や子どもの急な発熱など、やむを得ない事情で当日の勤務が困難になった場合、どのように対応したら良いかをまとめたのが「お休みフローチャート」です。 
 

「お休みフローチャート」が生まれた背景

先に書いたように、はたらクリエイトでは子育て中の女性が多く働いています。そのため子どもの体調不良などにより、急遽、仕事を休まざるを得ない状況が多く見られます。人によって雇用形態や勤務時間、業務などが異なり、一口に休みと言っても状況が違います。そこで様々な状況から考えられる休み方を「お休みフローチャート」として作成することで、個々の状況に合わせた休み方を選ぶことが可能になり、多様な働き方を支えています。
 

オフィスの壁に掲示し、いつでも確認できる

フローチャートと自身の勤務状況を照らし合わせながら、休むもしくは在宅勤務に切り替えるなど選択肢を検討します。このフローチャートはオフィスの入口に掲示されており、いつでも目にすることが可能です。

お休みフローチャート


ケース別に見る「お休みフローチャート」

どのような流れでお休みもしくは在宅ワークに切り替わるのか、ケースごとにフローチャートと照らし合わせながら解説いたします。
 

ケース1:自身の体調不良

自身が体調不良の場合のフロー

スタッフ自身の急な体調不良により出勤できないこともありますよね。まずは、担当している案件で、その日休んでも業務が回る状況なのかどうかを確認します。問題なく回るようであれば、一日しっかりお休みを取得。休んだ時間分は別日に振り替えます。

ケース2:子どもの発熱で数日のお休み

子どもが体調不良の場合のフロー

子どもの発熱で数日出勤できなくなるという場合もあります。まずは、ケース1と同じく担当している案件で、休んでも業務が回るかを確認します。お休みが長引いてしまった場合、自身の業務時間内での調整ができないということもあります。その場合は業務のディレクターと相談し、「所定労働時間変更届」を提出。また、チームの月間目標が達成できる見込みにあるかどうかも確認します。達成できる見込みがあれば、そのままお休みを取得します。

ケース3:休むとその日の担当業務が回らない

休むとその日の担当業務が回らない場合のフロー

休んでしまうとその日の業務が回らないという場合もあります。スタッフ自身が健康で在宅できる業務や環境がある場合は、在宅に切り替えることが可能です。在宅申請を行い、承認を得た上でオフィスにPCを取りに行きます。業務はチャットワークで連絡を取りながら実施します。

この他にも様々なケースがあり、それぞれの状況に応じながら休みを取得する、もしくは在宅に切り替えるなどを、このフローチャートを参考に選択しています。


スタッフの声

「お休みフローチャート」についてのスタッフの声を紹介します。

「急に休むことになった時、このフローチャートが頭に浮かびました。オフィスの入り口に貼ってあり、普段から目にしていたので見直すだけで、慌てずに休みの連絡ができました。」(Sさん)

「子どもが急に熱を出して1週間休むことになりましたが、勤務時間内で調整可能でした。またチームの方々も温かくフォローしてくれたので、ありがたかったです。」(Iさん)

「インフルエンザになった時の対応などもしっかりと書いてあり、いざという時のシミュレーションができてとても良いと思います。」(Sさん)


まとめ

「お休みフローチャート」は、フレックスタイム制や在宅勤務などはたらクリエイトの多様な働き方を支える仕組みのひとつです。きめ細やかなフローを設定することで休み方もしっかり選ぶことができます。はたクリ流「お休みフローチャート」により、はたらクリエイトでは休むことも含めて自分らしく働ける環境が整っていると感じています。 

banso.(旧hatakuri.)を運営する「株式会社はたらクリエイト」の詳細は、こちらのアニュアルレポートをご覧ください。

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